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社会・全般
2008年8月3日(日)17:15

結成10年、三線の輪広がる/上野三線クラブ

8月10日のコンクールに向け猛練習

宮城師匠を囲んで全員で「豊年のうた」を合唱
宮城師匠を囲んで全員で「豊年のうた」を合唱

 一九九八年、上野村教育委員会主催の三線講座がクラブに発展。保育園児から六十代の女性までこれまでに関わった数は百人近いといわれる。講師の宮城育子さんは引き続きクラブの主宰者として新人の発掘に余念がない。「三線に親しむことは、宮古の歌に触れるよい機会、その中で方言を習得し、特に子どもたちは昔の生活を知ることができる」と話す。来る八月十日は宮古民謡協会第十回宮古民謡コンクール。同クラブからは九人が挑戦。 

 
 

 
 毎週月曜日の午後八時、上野農村環境改善センターの和室では、三線の調弦の音でいっぱいになる。これから始まる練習の意気込みが伝わる。音を調整した後、宮城さんを中心に発声練習。「あ・え・い・う・え・お・あ・お…」五十音を腹式呼吸で発声する。宮古民謡は三線に歌が伴うことから、両方をマスターしないと歌にならない。常に基礎練習を大事にする。
 特にこの日は、コンクールに向けての練習で、熱が入る。新人賞に挑戦するのは八歳から五十代まで。歌う曲目は「豊年のうた」。優秀賞に挑むのは新里マリアさん(上野小五年)、歌は「酒田川」。最高賞は花城夕梨々(・ゆらら・)さん(下地小二年)と下地美咲さん(下地小五年)。歌は「とうがにあやぐ」。徐々に難しい曲へと移行していく。
 
 結成当初からの会員や親子、きょうだいも何組かいて、中にはグランプリを取得した会員も。力をつけ芸能祭やチャリティーショー、在沖芸能祭などにも出場する機会が増えた。それでも十年の歴史の中には、多くの会員が出たり入ったりを繰り返している。
宮城さんは「何でもそうだと思うが、続けることが大事。半端で終わると、そのような傾向が身に付いてしまう。子どもによっては覚えの早い子も遅い子もいる。そこで差をつけるのではなく、遅い子は少しでも上達したらほめてあげたりと気を使う。続けているうちに自然と自分のものになる」と話す。入会は随時受け付け。
 
 現在の会員は次の通りー井戸美保子、藤井朝子・岳、新里貴代・マリア、新里敏子・奈月、花城麻彩・夕梨々、下地美咲、石嶺花鈴、根間聖七・香恋、仲地智香菜、渡真利さつき、池田沙有里、池間安子、堂端歩、豊見山奈澄、芳山幸己。(順不同)
 
「子どもたちにこそ伝えたい」 宮城育子師匠~孫二人は五歳から~
 師匠の宮城さんは「宮古民謡を伝えるのは、子どもたちに先祖の暮らしぶりや言葉を伝えたいから」と話し、孫二人にもその心を伝える。中学一年でグランプリを取得した花城麻彩(・まあや・)さん(宮高一年)と、今年最高賞に挑戦する妹の夕梨々さん(下地小二年)だ。二人はいつも祖母と共に教室に通う。
 宮城さんは三十代で奥間正夫さんに師事し、手本と持ち方、基本などを習う。その後、与儀栄功さんからは技を、名嘉真トシ子さんからは歌い方をそれぞれ習得した。「三人の師匠からそれぞれのものを頂いて今の私がある。このすばらしい宮古の民謡を子どもたちに伝えていきたい」と話す。
 
 小学校二年の頃からずっと一緒の麻彩さんは「高校生になって部活と勉強が忙しくなり教室は時々しか行けないが、おばあちゃんはがんばり屋」と話す。宮城さんのことをママと呼ぶ夕梨々さんは、「大好き。手話も一緒にやっているよ」と話し、地域のボランティアにも前向きで常に「継続は力なり」を信念とする宮城さん、十年の節目をさらに飛躍の年にしたいと話す。 


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