07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
社会・全般
2010年6月24日(木)15:46

悲惨な戦争「もう二度と」/世界の恒久平和目指す

先の大戦などで犠牲になった戦没者の御霊を慰める参列者

先の大戦などで犠牲になった戦没者の御霊を慰める参列者

各地で戦没者慰霊祭/65年目の慰霊の日
 慰霊の日の23日、各地で戦没者の追悼式や慰霊祭が行われた。遺族会や関係者多数が参列し、戦没者の御霊(みたま)を慰めるとともに、戦争や地域紛争の根絶に伴う世界の恒久平和実現を訴えた。「もう二度と、あの戦争を起こしてはならない」-。ぎらぎらと照り付ける太陽光の下、反戦平和の誓いを新たにした。 

326柱の冥福祈る/城辺地区
 城辺地域の追悼式は午前10時から福里公園内にある忠魂碑の前で行われ、先の大戦などで命を落とした326柱の御霊を慰めた。

 
 遺族会の藤本栄一会長は「英霊のご冥福を祈りたい。最近のマスコミ報道では、軍事基地の普天間飛行場がクローズアップされ、平和を脅かす社会問題となり、平和運動の機運が高まっている」と強調し、一時浮上した下地島空港の軍事利用問題にも強い危機感を示した。その上で「われわれ遺族の願いは、この先も永久に戦争のない平和な時代が続くことだ」と述べた。
 
 続いて、下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)が「あの忌まわしい戦争の傷跡は今なお癒えない。われわれは戦没者の犠牲の重さを受け止め、戦争を風化させることなく後世に伝え、世界の恒久平和を追求し続けることを誓う」と話した。
 
 この後、遺族ら参列者が焼香した。手を合わせ、目を閉じて戦没者の御霊を慰めるとともに、命の尊さをかみしめながら恒久平和の誓いを新たにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!