スポーツ 社会・全般
2010年8月8日(日)17:43
本村(多良間3年)が九州制覇
中学陸上砲丸投げ/2位に大差「次は全国」
第32回九州中学校陸上競技大会は7日、佐賀県総合運動場陸上競技場で開幕した。共通女子砲丸投げで本村夏鈴(多良間3年)が13㍍29で優勝に輝いた。本村は「優勝できてうれしい」と喜びを語り、「次は全国大会。14㍍を投げて日本一になりたい」と意気込んだ。
大会で13㍍を超えたのは本村のみで、2位に50㌢差を付ける圧勝だった。全国ランク上位の実力を見せ付け、目標の全国大会優勝へ弾みを付けた。同は今月21日に鳥取県で開催される。
前日の練習では14㍍台を投げていたという。大会本番では自ら持つ県記録の13㍍42には届かず、「県記録を塗り替えたかったので悔しい」と振り返った。
指導する手登根隼人教諭は「少し体が重かった。投げるたびに記録が伸びるので負ける気がしなかった。最後の投てきは力みがあった」と話した。
宮古勢では宮国汰都(久松3年)が3年男子100㍍で11秒52で6位に入賞。香村大貴(同2年)は2年男子1500㍍で4分24秒6で12位だった。