04/25
2024
Thu
旧暦:3月16日 赤口 戊 
教育・文化 社会・全般
2010年9月29日(水)9:00

島の生活「とても楽しみ」/大阪の高校生274人来島

修学旅行で農家民泊/ぐすくべさるかの会


受け入れ農家と対面し「とても楽しみ」と感想を話した茨木西高校の生徒たち=28日、城辺農村環境改善センター前

受け入れ農家と対面し「とても楽しみ」と感想を話した茨木西高校の生徒たち=28日、城辺農村環境改善センター前

 大阪府立茨木西高校の生徒274人が28日午後、修学旅行のため来島した。同日はぐすくべグリーンツーリズムさるかの会の農家宅に民泊し、都会とは違う宮古島の農業や生活習慣を体感する。生徒たちは「この日を楽しみにしていた」と元気いっぱいの笑顔を見せながら来島。民泊先ではファームファミリーとの触れ合いを楽しんだ。さるかの会が今年度受け入れる修学旅行の学校と生徒数は24校6700人に上る。来年2月にかけて続々と来島する。


 茨木西高校の生徒は5年前にも修学旅行で来島しているが、当時はホテルに宿泊したため農家宅での民泊は今回が初めて。
 同校2年生の生徒は午後4時ごろに入島式が行われる城辺農村環境改善センター前に到着し、民泊先の農家から歓迎を受けた。


 さるかの会代表社員の野崎達男さんは「島の食事や農業、三線などいろいろな体験をしてもらいます。民泊を通して、宮古島の農家の皆さんといろいろな話をしてください。われわれも皆さんに宮古島の良さをたくさん紹介したい」と話した。
 生徒を代表して吉本拓斗君が「私たちはこの日をとても楽しみにしていました。ご迷惑をかけると思いますが2日間、どうぞよろしくお願いします」と受け入れ農家に感謝を込めて話した。


 この後生徒たちは民泊する農家宅に移動した。夜には各民泊先で触れ合いを楽しみながら郷土料理を堪能。会話を通して宮古島の歴史や文化、生活習慣なども学んだ。
 同校2学年主任の西良樹さんは「農作業などの体験活動を通して良い思い出を作ってくれると思う。家族との触れ合いも楽しんでもらいたい」と話し、農家民泊による生徒たちの健やかな成長に期待を込めた。


 同校生徒は来月1日まで滞在。29、30の両日は市内のホテルに宿泊しながら宮古島観光などを楽しむ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!