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社会・全般
2010年9月29日(水)9:00

3年連続1000羽割る/宮古野鳥の会

アカハラダカ飛去数990羽


宮古島で羽を休めるアカハラダカ(資料写真)

宮古島で羽を休めるアカハラダカ(資料写真)

 宮古野鳥の会(仲地邦博会長)は28日、2010年アカハラダカ(タカ科)飛去数調査をまとめ発表した。それによると、990羽をカウント。08年から3年連続1000羽を割り込んだ。


 調査は、9月10日~23日の2週間、毎日午前7時から同9時まで下地入江橋で越冬のために南方へ飛び去る数を調査した。その結果「1986年から25回調査した平均飛去数約4500羽を大きく下回り、長期的に見てもアカハラダカの飛去数が減少している」としている。


 減少の理由として「宮古野鳥の会の調査結果と日本におけるアカハラダカ渡りの玄関口である対馬の調査結果を合わせて考えると、繁殖地の中国東北部・朝鮮半島、中継地の対馬~台湾、越冬地のフィリピンやインドネシア、東南アジアのいずれか、あるいは全部の地域の環境悪化が起きていることが疑われ、アカハラダカの将来が心配されている」と憂慮している。


 さらに「今年は、飛去を確認できた日数が4日だけと少なく。例年の2分の1から3分の1になっている。理由は分からない」とした上で「定点観察している入江橋から、見えないコースを飛んだことが考えられる。会員が『21日に野原から城辺の方向へ約700羽が飛んで行った』と報告している」と説明した。


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