06/13
2024
Thu
旧暦:5月7日 大安 丁 
教育・文化 社会・全般
2010年11月27日(土)9:00

「子どもの運動二極化」/県学校体育研究発表大会

体育授業、多角的な研究を


体育の授業を見学し学校体育のあり方を考える各校教諭ら=26日、平良中体育館

体育の授業を見学し学校体育のあり方を考える各校教諭ら=26日、平良中体育館

 県学校体育研究発表宮古大会が26日、平良のマティダ市民劇場などで開催された。東京学芸大学准教授の鈴木秀人さんが特別講演を行い、1980年代後半から運動をする子どもとしない子どもの二極化が始まったと指摘した上で、「子どもの運動をめぐる環境は大きく変化している。学校体育を見直す部分がある」と話し、学校体育授業の多角的な研究を促した。市内3校で公開授業も行われ、県内各校の体育教諭が資質の向上に努めた。


 学校体育の充実・発展を図るための研究発表大会で、県学校体育研究連合会と県教育委員会が主催。2010年度は「運動の楽しさや喜びを味わい、健やかな心と体を育む体育学習のあり方」を研究主題に設定した。

 特別講演で鈴木さんは、運動の二極化の要因として▽子どもたちの外遊びが減少▽コンピューターゲームの普及で遊びの質が変化した-を挙げた。「運動が苦手な子どもは増加している。運動ができる子とできない子の間には埋めがたい個人差がある」と話し、二極化が深刻な課題であることを指摘して認識の共有を求めた。

 その上で、運動ができない引っ込み思案の子どもたちを運動させるための研究内容を報告した。タグラグビーを紹介し、ルール上得点することが比較的優しくて、多くの子どもたちがボールに触れることができる実態を詳細なデータを示しながら説明した。

 鈴木さんは「ボールに触れない子、得点したことがない子、コートの隅っこで立っているだけの子をどう救うかが最大の目的。他のボールゲームにおいても研究を進め、そのゲームを行う根拠を考えながら学校体育に取り組んでほしい」と参加教諭に呼び掛けた。

 公開授業を行った3校のうち平良中学校では古堅秀樹教諭がバレーボールの授業を公開した。試合前に行うミーティング、試合、試合後の反省ミーティングの順に授業を進めながらゲームの楽しみ方や作戦の立て方を生徒たちに学ばせた。生徒たちは自主性を発揮して積極的に発言し、バレーボールという競技を通して運動の楽しさを体感していた。

 公開授業の後は研究発表が行われ、県内各地の体育教諭が学校体育について研究した成果と課題を発表した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

2024年5月21日(火)9:00
9:00

「ゴツン」角突き合い 多良間ピンダアース大会

【多良間】第25回多良間島ピンダアース大会(主催・同実行委員会)が19日、村多目的広場で行われた。3階級に計29頭が出場し、角と角を激しくぶつけ合うなどして熱戦を繰り広げた。重量級は伊良部島から参加した「ジャックダニエル・イー号」が初優勝を飾った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!