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社会・全般
2010年12月28日(火)21:46

「第9交響曲」(行雲流水)

 年末には、ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」とベートーベン作曲の交響曲「第9」が世界の各地で演奏される

▼オラトリオは宗教的な主題を持つ聖譚曲の意で、ヘンデルの最高傑作とされる「メサイア」は、キリストの生誕から受難、そして復活までを壮大に歌い上げている。とはいえ、メサイアはヘブライ語で、神から選ばれた者、悩めるものの解放者、救世主を意味していて、どんな宗教観を持つ人々にも受け入れられる普遍性を持つものとされる。那覇では先日800名の市民がコーラスに参加した。宗教的、また純粋な音楽的な感動を呼ぶこの曲は高らかに歌う「いと高きところには栄光を、地には平和を、人々には祝福を」

▼ベートーベンの第9交響曲「合唱」の演奏も年末恒例の風物詩になっている。終楽章で歌われる歌詞にはドイツの詩人シラーの詩「歓喜に寄す」が使われていて、自然と人間をたたえ、愛と友情、同胞愛を歌っている

▼「おお、友よ、このような調べではなく、もっと快い、喜びに満ちた調べを歌おう」、「なんじの神秘な力は引き裂かれたものを再び結びつけ、なんじの優しい翼のとどまるところ人々はみな兄弟となる」

▼ベートーベンは家庭的にも恵まれず、音楽家にとって最大の苦しみである耳の病にも襲われた。そんな過酷な運命に立ち向かって彼は名曲を世に残した

▼「苦悩をつきぬけて歓喜にいたれ」という彼のメッセージは、どんな時代でも、人々を勇気づけ励まし続ける。


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