環境・エコ 社会・全般
2011年5月4日(水)9:00
宮古の森林率は16%/きょう「みどりの日」
全国、県を大きく下回る
宮古地区の森林率は16・2%で、全国平均の67%や県平均の46%(林野庁まとめ)を大きく下回っている。水源かん養機能の充実や、防風林の整備を図る上でも今後の造林事業が重要課題となっている。きょう4日は「みどりの日」。
県宮古農林水産振興センターが今年1月に発刊した「宮古の農林水産業」によると、宮古地区の森林面積は3725㌶。「森林資源は育成途上にある」とまとめている。
宮古地区では宮古森林組合を中心に森林資源造成事業が展開されているが、未だに森林率は低いまま。森林が持つ水源かん養をはじめ地域環境保全などの機能を低下させないためにも、一層の造成事業が必要になる。
みどりの日 国民の祝日の一つで「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とする。ゴールデンウイークを構成する休日の一つ。