04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
産業・経済 社会・全般
2011年5月9日(月)9:00

新葬祭場が完成/宮古島市斎苑

16日供用開始


16日に供用開始される宮古島市斎苑=平良東仲宗根添

16日に供用開始される宮古島市斎苑=平良東仲宗根添

 宮古島市の新しい葬祭場「宮古島市斎苑」がこのほど完成した。10日に落成式典、16日に供用開始する。事業費は約9億4000万円。市が運営する公営葬祭場は伊良部島に一つあるが、本島内では初めて。


 場所は平良字東仲宗根添。現在の民営葬祭場西側、ミヤコン(宮古コンクリート工業)北側にある市有地。

 建物は地上2階建てで、敷地面積は9600平方㍍。遺体と最後の別れをする「告別ホール」、棺が火葬炉へ入るのを見送る「炉前ホール」、火葬終了後、遺骨を骨壺に納める「収骨室」、火葬の待ち時間に利用する「待合室」(和室、洋室)-などを設けたほか、普通乗用車40台、マイクロバス1台分の駐車場も完備した。火葬炉は2基設置し、1日3体までの火葬が可能。火葬料は大人の遺体1体2万3000円。(現在ある民営の葬祭場は1体11万円)

 火葬料については「管理運営検討委員会」(委員長・長濱政治副市長)から、浦添市にある南部広域市町村圏事務組合の「いなんせ斎苑」と同額の2万5000円との提言があったが、下地敏彦市長は「大都会にある施設と同じというわけにはいかない」との考えを示し「市民負担をやわらげるために、維持管理費を工夫して2万3000円にできないか」と引き下げを求めた。市によると、県内11市の公営葬祭場としては最も安いという。

 施設使用時間は午前9時~午後5時。「休苑日」は元日と台風時など管理上、休苑が必要と認められる日。

 事業費約9億4000万円の財源内訳は、合併特例債約7億4200万円(充当率95%)、市の一般財源約1億9300万円(同5%)。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!