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社会・全般
2011年7月6日(水)9:00

グループホーム若葉が落成/障害者生活援助事業所

自立向け日常生活訓練


下地理事長(右から2人目)らによるテープカット=5日、グループホーム若葉

下地理事長(右から2人目)らによるテープカット=5日、グループホーム若葉

 NPO法人すこやかネット(下地徹理事長)が運営する「障害者共同生活援助事業所・グループホーム若葉」が平良東仲宗根(市総合体育館隣り)に落成し、式典と祝賀会が5日行われた。大勢の関係者が集い、新施設の開設を祝うとともに、障害者福祉の発展を祈念。同所には11人の障害者が入居し、日常生活訓練を行っている。


 若葉は5月に完成し、6月から利用を開始した。台所と食堂、居間の機能を兼ね備えた広々とした空間が特徴。利用者たちは世話人と一緒に食事の準備をし、食べて片付けた後はテレビを観たり、ギターを弾いたりして楽しく過ごしているという。

 総事業費は6500万円で、全額借り入れた。床面積は330平方㍍。個室12室(畳間5、洋間7)を備えた。全館LED照明は、宮古初という。

 式辞で下地理事長は「利用者の皆さんは、毎日が楽しいと笑顔で喜んでいる」と暮らしぶりを紹介した。障害者福祉については、「完全参加と平等」が基本理念と強調。その理念と障害者自立の実現のためには「バリアーを取り払うことが大切」と考えを述べた。

 下地敏彦市長(代読)は、自立した暮らしに向けて、一層の生活訓練支援が行われよう期待を込めた。

 式典では、長年にわたり障害者の福祉活動に尽くした橋本よし子さんを表彰。建設業者らに感謝状を贈呈した。

 祝賀会はジローグループの「とうがにあやぐ」で幕を開けた。多くの有志が次々と歌い踊り、盛り上げた。余興の合間には、宮古福祉保健所の仲宗根正所長ら来賓が乾杯を発声し、障害者福祉とすこやかネットの発展を祈念した。


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