04/17
2024
Wed
旧暦:3月8日 仏滅 庚 
社会・全般
2011年7月9日(土)9:00

農作物盗難防止で一斉パト/就農青年クラブ

安心な生産環境づくりへ


農作物の盗難防止に決意を込め「ガンバロウ三唱」をした参加者たち=8日、県宮古合同庁舎玄関

農作物の盗難防止に決意を込め「ガンバロウ三唱」をした参加者たち=8日、県宮古合同庁舎玄関

 宮古地区就農青年クラブ連絡協議会(根間祐樹会長)は8日、2011年度の「農業生産にかかる一斉防犯パトロール」を宮古島一円で行った。同パトロールは、盗難被害の未然防止と安全な営農環境づくりを目的に宮古島署から委嘱を受けて実施しており、今年は3年目。一斉パトロールは今回のみで、今後は3~4人のグループを組み、各地域単位で目を光らす。



 クラブ会員らと宮古島署によると、農業関係の盗難は牛の飼料やキビ、カボチャ、バナナ、野菜、アオドウガネ誘殺灯、耕運機の部品-などが確認されている。

 出発式で根間会長は「私たちは、防犯パトロールを実施し、農家が安心して農業生産に取り組める環境づくりにまい進してきた。しかし、依然として農作物の盗難や農業機材の破損などの人為的被害は続いている。パトロールが、今後の宮古における安心・安全な農業生産環境づくりに少しでも寄与できれば幸い」とあいさつした。

 宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は、心ない盗難の怒りの意を表明。その上で「一緒になって農作物が安心して作れる環境づくりをしていきたい」と決意を述べた。

 下地秀一県宮古農林水産振興センター農業改良普及課長は、青年の力で安心して生産に取り組めるより良い環境づくりと、防犯意識の向上が図られるよう期待した。

 パトロールは、年間を通して行われている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!