華やかな浴衣姿を披露/夏まつり「浴衣フェアー」初開催
「ひまわり家族賞」に下地さん一家
宮古島夏まつりの関連イベント「浴衣フェアー」(主催・西里大通り商店街振興組合)が22日、西里大通り内の特設ステージで行われた。今年初開催となるコンテスト形式の同イベントには子どから大人まで52組75人がエントリーし、華やかな浴衣姿を披露した。審査の結果、家族を対象とする「ひまわり賞」の最高賞に当たる「ひまわり家族賞」は下地隆之さん=市平良字下里=ファミリーに贈られた。
夏まつりの盛り上げに一役買うとともに商店街の活性化につなげようと企画された「浴衣フェアー」。ステージには事前に申し込んでいた参加者たちが、まつりに花を添えるような色とりどりの浴衣姿で次々と登場。道行く人たちは足を止めて見入ったり、知り合いを見つけてはその姿を写真に収めたりしていた。
同組合理事による審査の結果、家族を対象とした「ひまわり賞」、女性1人での参加者に贈られる「なでしこ賞」、中高生対象の「すてきで賞」、兄弟姉妹への「なかよし賞」、小学生以下の「ちびっ子賞」、小学生対象の「かわいいで賞」、男性1人での参加者に贈る「粋な姿賞」などを選定。「ひまわり家族賞」には、隆之さん(44)、康子さん(43)、凛々子ちゃん(8)、煌々子ちゃん(6)の4人で出場した下地さんファミリーが選ばれ、賞状と副賞の那覇―宮古ペア往復航空券が贈られた。
康子さんは「家族の思い出になると思い出場した。子どもが浴衣が好きなので、夏まつりの時は毎年、着ている。賞をもらえ、とてもうれしい」と喜びを語った。
入賞者には賞状と副賞が贈られたほか、参加者全員に同商店街で使える商品券と、抽選でホテル宿泊券や食事券などさまざまな賞品がプレゼントされた。
同組合の羽地昇子理事長は「まつりに何か協力できないかと考え、開催を決めた。予想以上の申し込みがあり喜んでいる。イベントが商店街の活性化につながり、多くの人が足を運んでくれるようになってもらいたい」と語った。