姉妹都市交流促進へ/宮古島市・マウイ島
10月にアラカワ郡長来島
ハワイ州ホノルル市で3日に行われたオキナワフェスティバルに出席するため同市を訪れていた下地敏彦市長が7日に帰国した。今回の同州訪問で下地市長ら一行は宮古島市の姉妹都市、マウイ島も訪れ、今後の姉妹都市関係について意見交換をした。
今年に入りマウイ島とのホームステイの学生交流があるなど新たな展開が始まったことを受け、下地市長は同島との姉妹関係を改めて構築し直し、交流を活性化するため、マウイ島のアラン・アラカワ郡長と意見交換も行った。
アラカワ郡長は下地市長との意見交換の中で、宮古島が取り組む再生エネルギーなどの視察も含め、10月12~16日に本島で行われるウチナーンチュ大会出席後、18日にも宮古を訪問する意向を示した。
下地市長は「オキナワフェスティバルでは県人会のみなさんに歓迎を受けた。宮古島から初めて市長が出席したので20人ほどの宮古出身者が集まってくれた。来年は30周年を迎えるとのことなので、行政だけではなく、議会からの出席も検討したい」と述べた。
マウイ島との姉妹関係は1965年旧平良市時代に締結されたが、この10年ほど活発な交流が行われなかった。