02/16
2025
Sun
旧暦:1月19日 先勝 丙 
社会・全般
2011年12月20日(火)9:00

白紙撤回求め要望書/西辺小中統廃合

学校規模適正化住民説明会


活発な意見交換が行われた住民説明会=17日、西原地区公民館

活発な意見交換が行われた住民説明会=17日、西原地区公民館

 宮古島市立学校規模適正化基本方針の住民説明会(市教育委員会)が17日、西原地区公民館で行われた。開会前に西原、福山、大浦各自治会と西辺小中学校PTA、西原みどり会など9組織の連名で、基本計画の白紙撤回を求める要望書が宮国博教育委員長に、同書を読み上げた西原の佐久田盛光字長が手渡した。受領した宮国委員長は「持ち帰り検討する」と述べた。


 宮国委員長は基本方針について「この方針は教育委員会の考え方。説明会で住民の皆さんの意見を聞いて今後さらに議論を重ね地域の理解を得たい」と述べた。

 参加者からは「統廃合というよりまず、存続を前提に考えるべき」「校区編成の見直しから始めるべきではないか」などの意見が出た。

 川満弘志教育長は「地域の伝統文化は学校がないと継承できないという意見があるが、学校は勉強、家庭はしつけ、地域は文化継承とそれぞれが連携してその役割をすべき」と多良間村の八月踊りを例に「地域がやるべきことは地域がしっかり伝えて行くのが本来の在り方だと思う」と理解を求めた。

 フロアからはさらに「西辺を卒業した保護者が子どもを西辺小中に、親が送迎をしてまで通わせている。それが生徒数の維持にもつながっている」「子どもは地域に育まれている部分は少なくない」などの意見が多く出た。

 川満教育長は「地域の意見をしっかり聞いて教育長として積極的に委員会で意見を述べていく」と話した。また、宮国委員長は「地域の学校という限られた問題としてではなく、市全体としての適正配置という観点から考えてほしい」と理解を求めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年2月13日(木)9:00
9:00

宮古モデルの構築、推進を

働き方改革支援事業報告会/観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は12日、市役所で働き方改革推進支援助成金事業の報告会を行った。参加した会員らが、会員対象のアンケート調査の結果を通して観光業界の現状を再確認した。JTB総合研究所客員研究員(帝京大…

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!