07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
社会・全般
2012年4月1日(日)9:00

間近に「ウミガメ」大喜び/大神島

観光客60人、地引き網体験


アカウミガメを観察して喜ぶ参加者ら=31日、大神島

アカウミガメを観察して喜ぶ参加者ら=31日、大神島

 ジェイトリップ(大阪府、石橋幸夫旅行事業本部長)の「最強宮古島」ツアーの観光客60人が31日、大神島の海岸で地引き網を体験した。親子連れが力を合わせてアカウミガメ4匹などを引き揚げた。参加者らは「ウミガメだ」と大喜び。海に帰された4匹は、勢い良く青い海を泳いだ。


 体験滞在型観光の一環。受け入れには、大神自治会(久貝初男会長)会員の全住民26人、宮島観光サービス(辺土名忠志代表)などの関係者ら30人余りが協力した。

 ツアー観光客は、3月30日から2泊3日~4泊5日の日程で計128人が来島。グループごとに分かれ、各観光名所の見学や体験観光を実施。受け入れスタッフの男性らが、地引き網の袋網を沖合側に設置。親子連れらが二つに分かれて綱を引いた。

 袋網が波打ち際に引き寄せられると、アカウミガメ4匹のほかに、コバンザメ2匹、アオリイカ1匹、オジサンなどの魚数匹が現れた。この後、参加者らは、大神島特産の手作りカーキダク(くん製タコ)料理に舌鼓。

 石橋本部長は「宮古島に訪れたのは今回で2回。同じ日本でも宮古島の風景や環境はひと味も違う。これからもツアー企画を継続する」と決意を新たにした。 埼玉県から親子4人で参加した曽根和美さんは「地引き網の体験は初めて。子どもたちが、間近でウミガメを観察出来たのでとてもうれしかった」と話した。

 久貝会長は「全住民の約4倍の人が集まり、感無量。今後とも観光イベントの受け入れで活性化を図りたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!