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社会・全般
2012年5月2日(水)9:00

飲酒運転根絶を決意/8学区が宣言文提出

地域ぐるみで一掃誓う


飲酒運転根絶宣言文を提出した各学区の交通安全自治会代表ら=1日、宮古島署

飲酒運転根絶宣言文を提出した各学区の交通安全自治会代表ら=1日、宮古島署

 宮古地区の八つの交通安全学区自治会は1日、宮古島署(宮城英眞署長)に飲酒運転根絶宣言文を提出した。会員477人の署名と「酒を飲んだら絶対運転しない」などを明記。命の尊さと交通事故の悲惨さを内外にアピールし飲酒運転根絶を誓った。各事業所に続く宣言で、残りの西原、上野、下地の3学区自治会も提出する方針。


 宮古島署によると、昨年1年間における酒気帯び運転検挙数は146件で、前年の114件に比べ32件増加した。今年は4月末までにすでに33人が検挙されており、昨年を上回るペースで推移している。

 飲酒運転根絶宣言文の提出は、このような実態を地域ぐるみで一掃していこうと企画した。

 宣言文提出が宮古島署であり、8学区自治会を代表して池間学区自治会の奥原正美代表が「飲酒運転は重大事故や死亡事故に直結する大変危険で許されない行為であり、何の罪もない人を巻き込み、時には命を奪う悪質な犯罪である」と指摘。その上で①酒を飲んだら絶対運転しない②運転する人には絶対酒を勧めない③酒を飲んで運転する人に絶対車を貸さない④酒を飲んだ人が運転する車に絶対同乗しない-など5項目を宣言した。

 宣言文を受け取った同署の照屋隆副署長は「地域のリーダーとして根絶の輪を広げてほしい」と協力に感謝。宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長は「皆さんが中心となって飲酒運転根絶を地域に浸透させてほしい」と呼び掛けた。

 交通安全学区自治会を代表して佐良浜学区の佐久本洋介代表は「自分たちの地域は自分たちで守るという意識を高めていきたい」と決意を述べた。

 宣言文を提出したのは次の学区自治会。

 池間(奥原正美代表)▽狩俣(池間裕紀雄代表)▽福嶺(仲田憲作代表)▽城辺(福里吉光代表)▽西城(洲鎌徳造代表)▽砂川(砂川邦利代表)▽伊良部(奥浜幸雄代表)▽佐良浜(佐久本洋介代表)


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