室蘭市訪問を市長に報告/狩俣小6年生
「交流の絆さらに深めたい」
狩俣小学校6年生4人らが7日、市平良庁舎で下地敏彦市長に室蘭市開港140年&市制施行90年記念式典などに参加した報告をした。児童たちは「これを機会に交流と絆をさらに深めていきたい」などと、室蘭市訪問後の感想を述べた。室蘭市を訪問した児童は平良崚温君、来間夏希さん、根間陽佳さん、比嘉京香さんの4人。
児童と引率の棚原美由紀教諭らの一行8人は7月26日に宮古島を出発し、室蘭市で青木剛市長らを表敬訪問し、末永い交流を誓い合った。
児童らは「宮古島にはない、川や大きな湖を見た。山にも登って楽しい体験をした」「水族館で魚を見たら色がとても暗かった。向こうの人は(鮮やかな)青色の魚は食べられない。住む地域による違いを学んだ」などと、訪問で新たに気付いたことを報告した。
一行は「むろらん港まつり」でパレードにも参加した。
児童らは今回の訪問は「税金を使って室蘭に行かせてもらったので、大人になったら、地域の役に立てるようになりたい」「宮古島も世界と繋がっていけるような交流をやっていきたい」などとそれぞれが抱負を述べた。
下地市長は「これからも一生懸命勉強して、次も行くことができるように頑張ってほしい」と励ました。
宮古島市と室蘭市は1998年に交流都市を締結している。