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産業・経済 社会・全般
2013年7月20日(土)9:00

去勢2カ月連続50万円台/7月肉用牛競り

全国的な子牛不足影響


 JAおきなわ宮古家畜市場の2013年7月期競りの去勢子牛価格は51万3391円と、前月に引き続き2カ月連続50万円の大台に乗った。雌子牛を含めた子牛の1頭平均価格は、前月比1万4013円高の48万7868円。子牛平均価格の40万円台は昨年の11月以来、9カ月連続となった。

 宮古家畜市場の競りは、午前9時から始まり、高値取り引きに場内はどよめいた。
 JAおきなわ宮古地区畜産振興センター畜産部は、高値の一番の要因に、全国的な子牛不足を挙げた。背景には安愚楽牧場の経営破綻や宮崎県で発生した口蹄疫、福島県の原発事故、農家の高齢化―などがあるという。

 計画交配によって、優良系統に改良が進んだことも高値の理由に示す。
 宮古の牛は評価が高く、19日までに競りが終わった県内5市場中、子牛価格は宮古の48万7000円が最も高く、他市場に2万5000円~3万円程度の差をつけた。
 7月の競りで子牛は、前年並みの380頭上場された。平良明憲畜産振興センター長は「今後、宮古市場が評価され、一層発展していくためには、常時400頭以上の上場頭数(生産頭数)を維持しなければならない」と話した。

 競り落とされたのは、379頭。取引金額が、1億8490万円。総販売体重は9万7344㌔で、平均キロ単価は1899円(前月比33円高)となった。1頭平均体重は257㌔だった。
 1頭当たりの最高価格は、65万1000円を記録した。
 性別の1頭平均価格は去勢がほぼ前月並みの51万3391円、雌が同比1万9810円高の44万8031円。特に、雌の上げ幅が大きかった。同センターは、去勢より比較的安い雌の引き合いが強かったことを理由に挙げた。


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