貝細工で思い出づくり/白川町の児童
宮古満喫しきょう帰路へ
「海・山交流体験宿泊研修」で来島している岐阜県白川町の児童25人は7日、宿泊先の宮古青少年の家で、下地小の児童と一緒に貝細工に挑戦した。午後からは下地与那覇の前浜ビーチに移動し、真っ白な砂浜で海水浴を楽しんだ。
貝細工では、携帯ストラップとフォトフレームの飾り付けに挑戦。携帯ストラップは糸にティラザ貝とビーズを通して作り、フォトフレームは宮古島の海岸で集めた貝やサンゴをフレームに取り付け、マニキュアで色を塗って仕上げた。
白川町と下地小の児童は会話を楽しみながら貝細工に取り組み、オリジナルの作品づくりに熱中していた。
午後からは博物館で宮古の歴史や文化を学んだほか、雪塩工場や人頭税石を見学した。下地与那覇の前浜ビーチでは待ち望んだ海水浴で歓声を上げ、バーベキューや三線ライブも楽しんだ。
蘇原小5年の安江圭生さんは「(6日は)水中観光船で海の中を見たけど、とてもきれいだった」と笑顔。工作で使った貝殻やサンゴは「岐阜では見たことがない」と話し、色とりどりの貝殻に触れて満足そうだった。
白川町の児童は6日午後、2泊3日の日程で来島。きょう8日は下地敏彦市長を表敬するほか、城辺の東平安名崎などで観光し、午後の便で帰路に着く。