04/15
2024
Mon
旧暦:3月7日 先負 己 
教育・文化 社会・全般
2013年9月21日(土)9:00

月光の下で棒振り/上野野原

十五夜行事、豊作祈願/勇壮、優雅「マストリャー」


力強い棒振りを披露する男性ら。豪快な踊りで見る者をくぎ付けにした=19日、上野野原の野原公民館

力強い棒振りを披露する男性ら。豪快な踊りで見る者をくぎ付けにした=19日、上野野原の野原公民館

 上野野原の伝統行事「野原のマストリャー」が旧暦8月15日の十五夜に当たる19日夜、野原公民館で行われた。男性は豪快な棒踊りを披露、女性は優雅な舞を奉納し、向こう1年間の五穀豊穣を祈願した。

 午後9時30分ごろ、集落内の子組、寅組、午組、申組の4カ所の升元で酒宴を開いていた男性らが野原公民館に集合し、今年のマストリャーの幕を開けた。


クバ扇を手に優雅に踊る女性

クバ扇を手に優雅に踊る女性

 男性は勇ましい掛け声とともに棒を打ち鳴らし、女性はクバ扇や四つ竹を手に優雅な舞を披露した。荒々しく棒をたたく屈強な男性と静かに流れるように舞う女性が円を描くように踊り続けて豊作を祈願した。

 会場には住民や観光客が多数来場し、雲の間から注ぐ月光を浴びながら、300年続くといわれるマストリャーの世界を堪能した。

 野原部落会の下地勝義会長は「天気を心配していたが晴れて良かった。きょうは男性も女性も素晴らしい踊りを見せてくれた。向こう1年も豊作になる」と喜びを話した。長く続く伝統文化の継承に向けては「若者が少ないのが心配。これから若手の育成に力を入れていきたい」と話した。

 マストリャーは国選択および市指定の無形民俗文化財。語源は穀物が税だった時代に「升取屋」と呼ばれる升元にこれを納めていたことに由来する。祭りは税の完納を喜び、来る年の豊作を祈願して行われるようになったと伝えられる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!