来間小中が善行賞/県退職校長会
「地域密着型学校」/安良城君(下地中3年)他の模範
【那覇支社】2013年度第15回善行児童・生徒表彰式(主催・県退職校長会)が17日、那覇市中央公民会で行われ、下地中学校3年の安良城航平君ら小中学生の13人と来間小中学校など7団体に表彰状が贈られた。
安良城君は、地元の伝統芸能保存会の一員としての地域活動やトライアスロン大会でのボランティア活動を続け、生徒会長として積極的に諸活動に取り組む姿勢は「他の生徒の模範」として表彰された。
来間小中学校(知念安則校長)は、在校生全員が協力して廃棄物を創意工夫で有効活用した環境問題に取り組み、地域行事に積極的に参加するなど、地域の活性化の一翼を担う地域密着型学校として選ばれた。
代表で表彰された生徒会長の砂川進一君(3年)は「先輩方が築き上げてきた伝統の活動が認められて良かった。これからも引き継いでいきたい」、知念校長は「小さな学校ながらも毎朝の活動やボランティア活動への取り組みが評価されてありがたく思う。今後も少人数でしっかり頑張りたい」とそれぞれ喜びを語った。
鳩間用吉会長は式辞で「皆さんの真剣なまなざしと輝く笑顔に接し感動している。立派な児童生徒として成長していくことを願っている」と述べた。
来賓祝辞を述べた諸見里明教育長(代読・玉榮恒雄県教育庁義務教育課副参事)は「しっかりした物の見方や考え方、目的意識を持った前向きな態度はとても素晴らしい。21世紀を担う未来の創造者として、様々な分野での活躍に期待したい」と述べた。