02/15
2025
Sat
旧暦:1月18日 赤口 乙 
社会・全般
2014年2月17日(月)9:00

親族集い祖先供養/旧十六日祭

今年1年の健康祈願/紙銭焼き、重箱料理供え


祖先に手を合わせ、今年1年間の家族の健康などを願う嵩原さん一家=15日、袖山墓地公園

祖先に手を合わせ、今年1年間の家族の健康などを願う嵩原さん一家=15日、袖山墓地公園

 旧暦の1月16日に当たった15日、祖先を供養する沖縄の伝統行事「旧十六日祭(ジュウルクニツ)」が市内の墓地などで行われた。一族の墓前に家族や親戚らが集まり、祖先に家族の近況を報告するとともに、向こう1年間の健康を祈願した。

 「旧十六日祭」は、亡くなった先祖が暮らす後生(グソー)の正月とされる旧暦1月16日に、宮古や八重山地方を中心に行われている行事で、一族の墓に親族が集まり、後生の金とされる紙銭(カビジン)を燃やし、線香をたき、重箱料理などを供えて祖先を供養する。宮古島ではこの日のために、沖縄本島などから帰省する人も多い。

 今年は土曜日に当たったこともあり、市平良の袖山墓地公園では例年より早い正午前から、多くの供え物を手にした家族連れらが訪れ始めた。

 事前に清掃し清められた祖先の墓に親族が集まると、料理や紙銭を供えた後、全員で手を合わせ、昨年から1年間の家族の様子を報告したり、向こう1年間の健康などを願って拝んだ。

 兄弟や子供、孫、親戚ら約20人と訪れた嵩原安雄さん(72)=平良=は、「旧十六日には毎年、家族全員で墓参りに来ていて、隣が親戚の墓なので一緒に拝んでいる。今年1年も家族全員が健康であることと、昨年生まれた7カ月になる孫がすくすく育つことを願って拝んだ」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年2月13日(木)9:00
9:00

宮古モデルの構築、推進を

働き方改革支援事業報告会/観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は12日、市役所で働き方改革推進支援助成金事業の報告会を行った。参加した会員らが、会員対象のアンケート調査の結果を通して観光業界の現状を再確認した。JTB総合研究所客員研究員(帝京大…

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!