07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
社会・全般
2014年2月17日(月)9:00

親族集い祖先供養/旧十六日祭

今年1年の健康祈願/紙銭焼き、重箱料理供え


祖先に手を合わせ、今年1年間の家族の健康などを願う嵩原さん一家=15日、袖山墓地公園

祖先に手を合わせ、今年1年間の家族の健康などを願う嵩原さん一家=15日、袖山墓地公園

 旧暦の1月16日に当たった15日、祖先を供養する沖縄の伝統行事「旧十六日祭(ジュウルクニツ)」が市内の墓地などで行われた。一族の墓前に家族や親戚らが集まり、祖先に家族の近況を報告するとともに、向こう1年間の健康を祈願した。

 「旧十六日祭」は、亡くなった先祖が暮らす後生(グソー)の正月とされる旧暦1月16日に、宮古や八重山地方を中心に行われている行事で、一族の墓に親族が集まり、後生の金とされる紙銭(カビジン)を燃やし、線香をたき、重箱料理などを供えて祖先を供養する。宮古島ではこの日のために、沖縄本島などから帰省する人も多い。

 今年は土曜日に当たったこともあり、市平良の袖山墓地公園では例年より早い正午前から、多くの供え物を手にした家族連れらが訪れ始めた。

 事前に清掃し清められた祖先の墓に親族が集まると、料理や紙銭を供えた後、全員で手を合わせ、昨年から1年間の家族の様子を報告したり、向こう1年間の健康などを願って拝んだ。

 兄弟や子供、孫、親戚ら約20人と訪れた嵩原安雄さん(72)=平良=は、「旧十六日には毎年、家族全員で墓参りに来ていて、隣が親戚の墓なので一緒に拝んでいる。今年1年も家族全員が健康であることと、昨年生まれた7カ月になる孫がすくすく育つことを願って拝んだ」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!