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2014年5月4日(日)9:00

「琉仁マブヤー1号」4連覇/多良間島ピンダアース



出場18頭が角をぶつけ合う激しい決闘を見せた=2日、夢パティオたらま南側会場

出場18頭が角をぶつけ合う激しい決闘を見せた=2日、夢パティオたらま南側会場

 【多良間】多良間方言で「ピンダ」と呼ぶヤギが角をぶつけ合って闘う第8回多良間島ピンダアース大会(主催・多良間村観光協会)が2日、同島の夢パティオたらまに隣接する広場で開催された。


重量級(体重70㌔以上)に6頭、中量級(同50~70㌔)に5頭、今回新たに設けた軽量級(50㌔未満)に7頭の計18頭が出場して決闘。この結果、重量級は知念正勝さんが所有する「琉仁マブヤー1号」が4連覇を達成した。中量級は清村隆男さんの「ヤギハチ号」が2連覇。軽量級は下地雅晴さんの「長山2号」が初優勝した。

 「ピンダアース」とは「ヤギの決闘」のこと。年に2回、5月と10月に開催している。特産品「たらまピンダ」をPRして観光振興につなげることが狙いだ。
 決闘が始まると観衆の視線はリングにくぎ付けになった。「ごつん」と大きな音を立てて角を激しくぶつけ合うヤギの攻防に熱狂した。

 決闘するヤギの姿は圧巻。後ろ足2本で立ち上がって威嚇し、そのまま相手の頭部をめがけて角を振り下ろす「マイダツ・脳天割り」という豪快な技を見せて会場を沸かせた。
 千葉県から観光で訪れた女性は「大きなヤギを見るのは初めて。ヤギの闘争心にびっくりした」と話し、多良間村が観光資源として誇る「ヤギの決闘」に出会えたことを喜んだ。

 地元の40代の男性は「今回は観光客も増え、ヤギの出場頭数も多くて迫力があった。次回もたくさんのヤギが出場してほしい」と大会の一層の盛り上がりに期待を寄せた。
 今回はヤギの鳴き真似大会も初めて行われた。村内の3人が出場し声を張り上げて、会場を笑いに包んだ。審査の結果、小学生が優勝して景品のヤギ汁をゲットした。


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