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社会・全般
2014年5月7日(水)9:00

屋内施設にぎわう/雨にも負けず、GW最終日

 宮古島地方は5日に梅雨入りし、大型連休(GW)最終日の6日も終日ぐずついた天気となった。この影響で、各行楽地は閑散となったものの、屋内の施設は親子連れで大にぎわいだった。ボウリング場では親子そろってゲームに夢中。リフレッシュパークでは水遊びに子どもたちの歓声が上がった。水中観光船は全便が満席。観光客らが海中の景色を満喫した。雨の日は自宅でゆっくりと映画などを楽しもうと、市内のビデオレンタル店では例年より2倍以上の客が来店した。


水中観光船 

さまざまな種類のサンゴを観察した観光客たち=6日、シースカイ博愛

さまざまな種類のサンゴを観察した観光客たち=6日、シースカイ博愛

 宮古島市上野宮国の博愛漁港を出発点に運航する水中観光船「シースカイ博愛」は6日、全7便満席となった。乗客らはガラス窓からサンゴや魚が見える「水中散歩」を満喫した。
 午前11時の便には、予約の観光客約40人が乗った。
 港内ではウミガメが一行を歓迎。沖に出るとサンゴ礁に住むカラフルな熱帯魚が出迎えた。
 乗客らは「いたいた」と大声を出したり、拍手したりと興奮気味だった。
 家族と宮古島旅行に訪れた村上武志さん(高校1年生)=静岡県=は「自然(宮古の海)そのものがいい。水族館とは全然違う。感動した」と満面の笑みだった。
 宮国勝也船長によると、ゴールデンウイークに加えて雨が乗客増に影響した。

リフレッシュパーク

水遊びに夢中になる子供たち=6日、うえのドイツ文化村の「リフレッシュパーク」

水遊びに夢中になる子供たち=6日、うえのドイツ文化村の「リフレッシュパーク」

 うえのドイツ文化村内のプール「リフレッシュパーク」は6日、親子連れらでにぎわった。ゴールデンウイーク最終日の同日は、大勢の子供たちが訪れ水遊びに歓声を上げた。
 同パークは児童福祉週間に伴い、3~6日まで入場料を割り引きした。期間中は子供を中心に通常の土日の1・5倍ぐらいの大入りとなった。
 同パークは室内で安全にウオータスライダーやボール遊びなどを楽しめるのが特徴。
 西里洸紀君(平良中1年)は、友人家族と訪れボール遊びに夢中になった。
 「水中でのボール遊びは楽しい。ゴールデンウイークは友達とたくさん遊べて良かった」とご機嫌な表情だった。

ビデオレンタル店

 市内のブック・ビデオレンタル店では、自宅のビデオDVDで映画などを楽しむ親子連れでにぎわった。とりわけ梅雨入り宣言がなされた5日は店内がごった返すほどの盛況ぶりだったという。
 TSUTAYA沖縄宮古島店の三井奨也店長は「台風の時と同じくらい、お客が多かった。特に5日は子どもの日ということもあり、親子連れが多く、アニメ映画などが多く貸し出された。例年の倍以上の客足があり、割引セールの期間中ということもあるが、雨が好影響を与えたのだと思う」と話した。

ボウリング場

 ゴールデンウイーク期間中の宮古ボウリングセンターは連日にぎわった。連休最終日の6日も家族で来場する市民が多く、親子そろってボウリングのゲームに夢中になった。
 城辺小学校2年の下地柊慶(しゅうや)君は家族でボウリングを満喫。「とても楽しかった。昨日はみんなでバーベキューをしておいしく食べた。ゴールデンウイークは大好きです」と満面の笑みだった。
 たいらバッティングセンターでは、連休中も大好きな野球に打ち込む球児の姿が目立った。北小6年の下地悠誠(ゆうま)君は「野球が好きなので楽しい」と感想を話した。

海中公園

 雨の影響で宮古島海中公園の海中観察施設には5~6日にかけて、観光客や市民ら約1000人が訪れ、ゴールデンウイーク(GW)最後の2日間を楽しんだ。
 静岡県から親子4人で宮古島に観光に来ていた笠原智美さんは「3日から来ている。晴れた日は新城海岸でシュノーケリングを楽しんだ。ここに来る予定ではなかったが、きょうは雨が降ったので来てみた。濡れずに、気軽に海の魚が見られるので楽しかった。宮古島は、のどかに時間が過ぎていくので、とても癒やされた」と感想を話した。


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