05/15
2024
Wed
旧暦:4月7日 仏滅 戊 
社会・全般
2014年7月20日(日)9:00

波照間のお年寄り来島/池間で民泊交流

医師同伴要介護者も/受け入れ家族と対面式


池間島と波照間島の皆さんが対面した交流会=19日、池間島離島振興総合センター

池間島と波照間島の皆さんが対面した交流会=19日、池間島離島振興総合センター

 日本最南端の「波照間島(八重山郡)」のお年寄りが19日来島し、池間島で民泊交流した。来島したのは小規模多機能型居宅介護事業所「すむづれの家」の利用者ら約40人。医師や保健師らが同行し、要介護者をも島外の旅に連れ出した。池間公民館で交流会が開かれ、波照間のお年寄りたちは土産に唄、三線、踊りをプレゼント。池間の皆さんは伝統芸能の「クイチャー」を踊り歓迎した。



 今回の交流は3年前に「すむづれの家」が開所した時、同施設の職員がNPO法人いけま福祉支援センター(前泊博美理事長)で研修したのがきっかけとなった。


 池間島と波照間島は、池間の人たちが製糖期に出稼ぎに行くなど、経済的なつながりも深い。「すむづれの家」の利用者に「どこに行きたいか」とアンケートを取ったところ、宮古島を希望する人が多く、今回縁のある池間島民泊が実現した。


 一行は午前9時45分に波照間島を出発し、石垣空港で飛行機に乗り午後4時すぎ宮古空港に到着した。


 池間島離島振興総合センターでは、民泊受け入れ家族との対面式が行われた。池間島の家族らは一人一人と握手を交わし歓迎した。


 前泊理事長は「島を出ることが難しい皆さんが、よく池間島まで来てくださった。池間島の心と池間島ならではの料理でもてなしたい。長生きして何回も来てほしい」と来島を喜んだ。


 交流会は会場を池間公民館に移して開かれた。


 舞台は「波照間島節」で幕を開けた。この日のためにと練習を重ねてきた皆さんの唄、三線は息ぴったり。歌い終わると、会場のみんなが大きな拍手を送った。続いて宮古民謡の「なりやまあやぐ」「デンサ節」「おとめ心」「美ら清ら宮古島」「安里屋ユンタ」などが披露され、盛り上がった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!