社会・全般
2014年8月7日(木)9:00
地域の民話本を贈呈/なかばり益々ぷからす振興協
城辺地区小学校などに配布
仲原自治会(上里吉孝会長)の「なかばり益々ぷからす振興協議会(上里勝彦会長)」らは6日、市城辺庁舎で仲原地区にまつわる民話の本「ムイガーのアカウス」12冊を、宮國博教育長に贈呈した。同民話本は仲原自治会が同地区近隣の民話をつづった冊子で、市立図書館と城辺地区4小学校の図書室に贈られる。
宮國教育長は「学力や教育力向上にはこのような地域の活動がとても大切。その意味でも、地域の活動としてこの本を出版したことは意義深い。貴重な本をありがとう」と感謝した。
同協議会の上里会長は「地域活性化活動の一つとして取り組んだ。地域の資源を活用して、自治会の収益にもつなげたい」と述べ、贈呈した。
仲原の民話本は全て手作りで、市地域活性化モデル地区支援事業補助金を活用して約1年かけて製作された。今後、ミネマ御嶽やタカミガマなどにまつわる民話を取り上げ、全5巻の民話集になる予定。
この本に関する問い合わせは、同協議会の上里会長(電話090・8291・3946)まで。