社会・全般
2014年8月31日(日)9:00
島の緑増進で育林活動に汗/オリーブ友の会
東京直行便就航20年を記念
オリーブ友の会(砂川次郎会長)の育林活動が30日、市城辺長間のジロー楽園オリーブ畑で行われた。会員ら約30人が参加し、2009年に植樹したオリーブの着果、収穫を目指し、雑草除去や下枝のせん定作業に汗を流した。
同会は、09年に日本トランスオーシャン航空(JTA)の羽田-東京直行便就航周年を記念して、宮古島に緑を増やし地球環境保全に貢献することを目的に発足。同年7月にオリーブの苗約150本を植樹し、それ以降、会員らが年に数回、育林活動を行っている。
今回は、会員や地域住民らが参加。オリーブの木周辺に生えた雑草を手で抜き取ったり、主枝に栄養を集めるために伸びた下枝をはさみやノコギリなどでせん定する作業を行った。
JTA宮古支社の金城徹支社長は「地元の人らのオリーブに懸ける思いで、活動が続いているのだと思う。来年には花が咲き、実が付いて、オリーブオイルが作れるよう期待したい」と語った。