社会・全般
2014年9月16日(火)9:00
観察会に親子連れら/宮古野鳥の会主催
アカハラダカ確認できず
アカハラダカ市民観察会(主催・宮古野鳥の会)が15日、下地の入江橋で行われた。この日は時折雨が降る不安定な天気で、アカハラダカは観察できなかった。
参加した約20人の市民らは、周辺に来るキジバトやリュウキュウツバメなどの野鳥を観察を楽しんだ。
キジバトを望遠鏡で見た伊東菜緒さん(8)と太智君(5)姉弟は「茶色っぽくてあまりきれいな色ではなかった。胸が膨らんでいてふわふわした感じだった。観察は面白かった」と感想を話した。
同会は10日からアカハラダカの飛去数調査を行っており、この日までに約250羽を確認している。
アカハラダカ アカハラダカは全長約30㌢の小型のタカ。中国の一部や朝鮮半島などで繁殖し、フィリピン、マレー半島、ニューギニアに南下して越冬する。
1980年に大野山林で230羽の渡りが確認された。それ以前はアカハラダカの記録は国内ではほとんどなく、台風などの影響で迷い飛来する迷鳥として扱われていた。