学友と再会会話弾む
宮高卒50年を祝う会
南秀同窓会(仲地清成会長)は15日夜、市内のホテルで宮古高校16期(昭和39年卒)・同校定時制8期の卒業50年を祝う会を開催した。学友らが国内外から約200人が参加。久しぶりに再会した同期生、先輩、後輩らが懐かしい友人らと会話を弾ませ握手を重ねていた。今年で29回。
式で、卒業生らは会場の温かい手拍子と音楽に合わせて堂々と入場。青春時代の懐かし学友らがそろった。全員で宮古高校の校歌を斉唱した。同校職員の高橋直美さんが琉球舞踊「加那ヨー」を披露し、大きな拍手を浴びた。
仲地会長は「皆さんは1945年の終戦の年、あるいはその前後に生まれた。戦争の惨禍を越えて、平和で民主的な文化国家を目指す新しい時代の幕開けとともに、皆さんは力強く産声を上げた。親たちの日々の食糧にも事欠く時代だったが、皆さんの誕生は親にとっても、社会にとっても希望の象徴だった」とあいさつ。その上で「何よりも同期生仲間は、生きている懐かしさの原点であり、故郷だ」と強調した。
次いで関東南秀同窓会の大山芳男会長、沖縄南秀同窓会の波平勇夫会長からの祝電が紹介された。
15期生代表の真喜屋恒代さんが乾杯の音頭を取り、後輩たちを祝福した。
各テーブルでは、お互いに勉強・スポーツで励まし合った時代を振り返り、心ゆくまで旧交を温めた。
先輩・後輩が健康管理を語り合い、料理を味わいながら大満足そうに笑顔を見せていた。