社会・全般
2014年11月28日（金）9:00
利用者作製の小物が人気／宮古病院
ハートフェアにぎわう
療養者や利用者が作った小物などに人気が集まっていた＝２７日、宮古病院
第１１回ハートフェアが２７日、県立宮古病院で開催され、地域住民や職員などでにぎわった。フェアは精神保健福祉普及月間の一環。会場には精神科に入院中の療養者や、デイ・ナイトケア室利用者が作ったポーチなどの小物が展示販売されたほか、利用者らがぜんざいなどを格安で販売した。
開会式で宮城雅也医療部長が「宮古病院がここに移転してきたとき、３階の庭園が草ボウボウだった。デイケアの利用者が一緒に手伝って、とてもきれいになった。野菜も育て、宮古病院をもり立ててくれた」とあいさつした。
利用者を代表して男性（３８）が「ハートフェアでは自分たちの活動展示、作った物の販売もしている。とても頑張っているので、皆さん楽しんでください」と述べた。
会場でポーチを購入した６０代の女性は「これほどかわいらしいものがたくさんあるとは思わなかった。いろいろあって楽しい」と品選びをしていた。午後からはパンダル５０ｃｃや、デイ・ナイトケア利用者たちの余興も披露された。
