社会・全般
2014年12月5日(金)9:00
離島便、強風で欠航
海上大しけ、利用客700人に影響
宮古島地方は前線通過の影響で4日早朝に雨を伴う北風が強く吹き、下地島空港で午前7時26分に最大瞬間風速26・7㍍を観測した。海上は大しけとなり、前線通過後は大陸高気圧が張り出し、荒れの天気となった。宮古本島と周辺離島を結ぶ離島航路の全便が欠航し、利用客約700人に影響が出た。
平良-伊良部間の船便が全便欠航したことで、教員らは渡島できなかった。このため、公立の伊良部小・中学校と佐良浜小・中学校の計4校と伊良部高校は臨時休校となった。
島尻-大神間の旅客船と平良-多良間を結ぶフェリーも全便欠航した。
4日午後4時半現在、最大平均風速は22・2㍍が記録された。海上の波の高さは4㍍と高かった。きょう5日の波の高さは5㍍までに達する模様。宮古島地方気象台では、強風や高波に警戒するよう呼び掛けている。
各船会社とも5日の運航については、天候の状況を見てから判断したいとしている。
一方、4日の宮古空港を発着する各便とも通常通り運航した。