年末年始 帰省始まる/宮古空港
新年は暖かい宮古で
年末年始の連休が27日から始まり、宮古空港は多くの帰省や観光客らでにぎわい始めている。年末年始休暇は同日から1月4日までの9日間のところが多く、これから家族旅行などの来島で混み合いそうだ。
宮古空港の27日は、本土からの観光客が多く、新年を古里で迎えようとする宮古出身者らの姿は少なかった。
これから大きな旅行かばんや土産を手にした宮古出身者の姿が目立ち、出迎える祖父母、親戚、友達との再会光景が広がりそうだ。
同日現在の各航空会社とも年末の那覇-宮古への下り便予約率は高いとしている。一方、年始の宮古-那覇への上り便予約率の高い日は、JTA(日本トランスオーシャン航空)が3、4日、ANA(全日空)が2~5日、SKY(スカイマーク)が3日となっている。各航空会社とも「まだ座席に余裕がある」と説明している。
この日宮古空港では、市内に住む来間美喜さん(63)は沖縄本島から訪れた孫の狩俣芭菜さん(10)と舷士君(7)と久しぶりに再会。来間さんは「よく来たね。元気で良かった」と笑みをこぼした。
宮古島地方気象台によると、向こう一週間(28日~1月3日)は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、期間の初めは雨の降る日があると予想。最高気温は20・9度、最低気温16・6度と予測している。