新入生にマスコット寄贈

島尻支部長（手前右）から宮國教育長（手前左から３人目）に交通安全マスコットが寄贈された＝３０日、市役所城辺庁舎

　県交通安全母の会宮古支部の島尻清子支部長らは３０日、市役所城辺庁舎を訪れ宮國博教育長に、会員が手作りした「交通安全マスコット」６５４個を４月から入学する新入生全員に寄贈した。

　このマスコットは、同支部の各学区の会員が今年１月から作り始めた。フクロウをかたどったマスコットの中には厄よけの塩が入っている。

　島尻支部長は「多良間村婦人会を含む１９学区の婦人たちが元気に明るく楽しい学校生活を送ってほしいとの思いを込めて作ったので新入生児童に届けてほしい」と呼び掛けた。

　宮國教育長は「毎年、皆さんが新入生のためにこうしてお守りをプレゼントしてくれることが本当にありがたい。皆さんの思いは子供たちにしっかり届けたい」と述べた。

　このマスコットは多良間小学校、県立宮古特別支援学校の小学部に入学する児童を含め宮古地区の新入生全員に配布されるほか、小規模校では全校児童に配られる。