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社会・全般
2016年3月4日(金)9:04

サンゴ分布密度・被度増加/市海中公園環境整備専門委

オニヒトデは1個体のみ確認


委員会では海域のサンゴ回復状況などが報告された=2日、平良港ターミナルビル

委員会では海域のサンゴ回復状況などが報告された=2日、平良港ターミナルビル

 2015年度市海中公園環境整備専門委員会(土屋誠委員長)が2日、平良港ターミナルビルで開かれた。同委員会事務局の市水産課梶原健次課長補佐は、海中公園周辺海域のサンゴ加入・回復経過について、2014年7月から翌15年7月までの調査で、サンゴは分布密度(群体数)、被度ともに増加していることが報告された。また、オニヒトデに関して15年4月17日から16年1月29日の間に行った調査では15年4月17日に10㌢のオニヒトデ1個体のみが確認されたことが報告された。サンゴ食巻き貝は、同公園前では1個体も確認されていない。



 新たに入ったサンゴが減らないようにするための「減耗抑制」として今後、オニヒトデなどの監視駆除、転石や藻類などの除去、サンゴのモニタリングなどを継続的に行う。


 委員会に先立ち、7人の委員に委嘱状が交付され、委員長に琉球大学の土屋誠名誉教授、副委員長に市農林水産部の砂川一弘部長を選任した。任期は2018年3月日まで。


 委員は次の通り。
 委員長=土屋誠(琉球大学名誉教授)▽副委員長=砂川一弘(市農林水産部長)▽委員=鹿熊信一郎(県海洋深層水研究所長)、鈴木豪(西海区水産研究所・亜熱帯研究センター研究員)、豊見山健児(宮古島海業管理センター社長)、新村一広(宮古島マリンリゾート協同組合長)、平良和彦(市観光課長)


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