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社会・全般
2016年7月14日(木)9:04

ハブクラゲ被害19件/15年海の危険

生物刺咬症事故/宮古管内 6~9月に集中


 県衛生環境研究所はこのほど、2015年ハブクラゲ等危害防止対策事業報告書をまとめ、公表した。宮古保健所管内のハブクラゲによる刺咬症被害は全体で19件だった。19件のうち16件が6月から9月までの4カ月に集中している。



 内訳はクラゲ類の6件が最も多く、次いでカツオノエボシ4件、ハブクラゲ3件、ゴンズイが1件で不明が5件となっている。県内の市町村別では宮古島が19件と北谷町の113件、石垣市の30件に次いで3番目に多かった。ハブクラゲの被害報告は宮古島市が6月10日と、最も早かった。


 報告書によると、県内で2015年1月1日から12月31日までに発生した刺咬症事故は237件で、前年同期の277件と比較して40件減少した。ハブクラゲによる刺症事故は131件で前年よりも3件増加している。


 県内の被害総数237件のうち男性が116件、女性が121件だった。年齢別には10代が最も多く64件で全体の27%を占めている。次いで20代の49件、10歳未満の44件、30代の27件、40代の24件、50代の16件、60代以上の6件で年代不明が7件だった。


 加害生物別に見ると刺胞動物ではハブクラゲの131件が最も多く、全体の55・3%を占めた。次いでクラゲ類が14件、カツオノエボシが11件だった。その他の刺胞動物ではイソギンチャク類、ミレポラサンゴおよびサンゴ類で各1件が報告されている。魚類ではオコゼ類が12件、オニダルマオコゼとゴンズイが各4件、ウツボ類2件、カサゴ類、エイ類、ハリセンボン類と不明魚類が各1件だった。


 刺咬症被害は県内、宮古保健所管内ともに受傷者が遊泳中が最も多かった。季節的には6~9月に集中しており、県全体では約85・2%がこの時期に発生している。宮古保健所管内も同様で、全体の約84・21%に当たる16件がこの季節に集中した。


 県衛生環境研究所はこれからハブクラゲなどの被害が多くなる季節になるため、クラゲネットの中で泳ぐ、ウエットスーツや長袖のTシャツなどを着用して、肌の露出を少なくするよう呼び掛けている。


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