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教育・文化 社会・全般
2016年9月17日(土)9:06

勇壮、優雅に「マストリャー」/上野野原十五夜行事

満月の下で豊年祈願/2年ぶりの開催喜ぶ


力強い棒振りを披露する男性の踊りは見る者をくぎ付けにした=15日、上野野原の野原公民館

力強い棒振りを披露する男性の踊りは見る者をくぎ付けにした=15日、上野野原の野原公民館

 上野野原の伝統行事「野原のマストリャー」が旧暦8月15日の十五夜に当たる15日夜、野原公民館で行われた。満月の月明かりの下、男性は豪快な棒踊りを披露、女性は優雅な舞を奉納し、向こう一年間の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。昨年は台風の影響で中止となり2年ぶりの開催となったことから、会場の公民館には多くの地域住民と観客が訪れ、脈々と受け継がれてきた伝統の行事を見守った。


クバ扇を手に優雅に踊る女性たち

クバ扇を手に優雅に踊る女性たち

 午後10時を過ぎたころ、集落内の子組、寅組、午組、申組の4カ所の升元で酒宴を開いていた男性らが野原公民館に集合し、今年のマストリャーが幕を開けた。

 台風16号接近の影響で開催も不安視されていたが、夜空には満月が輝き、会場を月明かりで照らした。

 男性は勇ましい掛け声とともに棒を打ち鳴らし、女性はクバ扇や四つ竹を手に優雅な舞を披露した。

 屈強な男性たちが荒々しく棒をたたく音が響く中、女性たちは静かに流れるように舞い、円を描くように踊り続けて豊作を祈願した。

 公民館に訪れた住民や観光客たちは、心地よい秋風を受けながら十五夜の夜に300年続くといわれるマストリャーの世界を堪能した。

 野原部落会の島尻信徳会長は「昨年は台風で中止になり、今年も台風接近で心配していたがきれいな満月の下でマストリャーが開催できることをうれしく思う。地域に受け継がれてきた素晴らしいマストリャーをこれからもしっかり継承していきたい」と意気込みを示した。

 マストリャーは国選択および市指定の無形民俗文化財。語源は穀物が税だった時代に「升取屋」と呼ばれる升元にこれを納めていたことに由来する。祭りは税の完納を喜び、来る年の豊作を祈願して行われるようになったと伝えられる。


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