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社会・全般
2017年8月11日(金)9:03

元気よく巣立つ/コアジサシ・ベニアジサシ

力強く巣立つコアジサシの幼鳥=8日、市内の海岸(撮影・伊良波彌記者)

力強く巣立つコアジサシの幼鳥=8日、市内の海岸(撮影・伊良波彌記者)

 宮古島の海岸で生まれ育ったコアジサシの幼鳥1羽とベニアジサシの幼鳥1羽がこのほど、元気いっぱいに巣立った。親子はもうすぐ仲間たちと一緒に暖かい東南アジアなどへ渡っていく。

 カモメ科の2亜種とも絶滅の危惧が心配される夏の渡り鳥。日本には毎年4月ごろ、東南アジアなどから繁殖のために渡来する。宮古諸島も重要な繁殖地の一つ。

 コアジサシの幼鳥は巣立つと、仲間たちと一緒に飛翔。親が「キリッ、キリッ」と鳴きながら誘導すると、その姿を追った。

 成鳥の夏羽は、背中や翼は灰色。頭は黒く、黄色いくちばしの先端は黒色。全長28㌢。

 一方、巣立ったベニアジサシの幼鳥は、親と一緒に干潮時の波打ち際に舞い下りた。親が見守る中、幼鳥は水浴びを学習した。

 成鳥のくちばしと足は鮮やかな赤色。背中などは淡い青灰色。全長43㌢ほど。

 2亜種の幼鳥は、海面で泳ぐ小魚を上手に捕る技を磨きながら飛翔力を鍛える。今月中には遠い南の島国へ旅立つと思われる。


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