9935人の長寿を祝う
5地区で敬老会/宮古島市
宮古島市は18日、5地区で敬老会を開き、70歳以上の9935人(男性4249人、女性5686人)の長寿を祝った。今年の新70歳は計681人(男性353人、女性328人)。
城辺地区の敬老会は午後2時に始まった。対象者は男性760人、女性944人の計1704人。
主催者代表式辞で下地敏彦市長は「城辺、宮古島市が発展してこられたのは皆さんの長年の努力と尽力のたまもの」と感謝した。その上で「高齢者化社会といわれる現代をより活力ある住みよい社会にしていくためには、皆さんが積極的に社会参加していけるような地域づくりが不可欠であると考える」と述べ、高齢者に住みよい街づくりにまい進する決意を示した。
城辺地区地域づくり協議会の神里清春会長も高齢者の長年の尽力に感謝し「豊かで安全、安心に生活できる城辺地域づくりに全力で取り組む」と話した。
高齢者代表謝辞で野崎達男さんは「戦後間もない年に生まれた私たちも、敬老会に仲間入りした。きょうはたくさんの元気をいただいた」と感謝を込め、「これからも健康に留意し、微力ながら地域社会の貢献に努めたい」と決意した。
会では、たくさんの余興も披露された。参加した高齢者は、愛らしい園児の踊りやユニークな婦人会の余興に笑顔をこぼしていた。