07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
社会・全般
2018年3月16日(金)9:00

ゴーヤー出荷がピーク

JA高単価で県外市場へ

 

 

ゴーヤーの出荷がピークを迎えている=15日、JAおきなわ宮古地区農産物集出荷場

ゴーヤーの出荷がピークを迎えている=15日、JAおきなわ宮古地区農産物集出荷場

宮古島産ゴーヤーの出荷がピークに入った。平良野原越にあるJAの集出荷場には日量約7㌧が搬入されており、来月には日量10㌧に達する見込みだ。県外市場における需給のマッチングで価格も安定。A品はキロ単価500円前後の高値で推移している。
 

 ゴーヤーの出荷は昨年11月に始まっているが、12月と1月は強い冷え込みで生育が鈍化し、収量、品質ともに低調に推移した。
 

 その後は気温の上昇等で実の肥大化が進み、今月に入ると出荷量が一気に増えた。農家は1箱10~13㌔入る出荷箱を次々と搬入しており、多い農家は300㌔以上を持ち込むこともあるという。出荷箱は日々山積みの状態で、集荷スペースには青々としたゴーヤーがびっしりと並んでいる。
 

 搬入されたゴーヤーは選果機のベルトコンベヤーに投入し、同機に搭載したカメラでサイズや形を自動で識別して分類。識別後は作業員が手際良く箱に詰めている。ゴーヤーは東京や大阪に向けて出荷される。
 

 JAゴーヤー専門部会の下地堅士朗部会長は「12月から2月にかけては気温が低く、変形が見られるなど品質は良くなかったが、今は良くなっている」と現状を評価。「単価も高く良い状態が続いている。後は後半にどれだけ追い上げられるかになる」と話した。
 地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会が計画する今期のゴーヤーは、収量990㌧、販売金額で3億9600万円を目指している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!