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社会・全般
2018年5月1日(火)9:00

伊良部南区で4日間断水/1231全世帯に影響

想定以上使用、供給追い付かず
きょう明け方全面復旧へ


給水車からポリタンクへ水を入れる地域住民(中央)=30日、伊良部国仲の伊良部中学校南側広場

給水車からポリタンクへ水を入れる地域住民(中央)=30日、伊良部国仲の伊良部中学校南側広場

 伊良部島の伊良部地区(南地区)で4月27日昼ごろから断水が発生した。一時、最大で伊良部、仲地、国仲、佐和田、長浜の全世帯1231世帯で水が全く出なかったり少量しか出ないなどの影響が出た。その原因について下地敏彦市長は30日に会見を開き、観光客や帰省客の増加で想定以上の水が使用され供給が追い付かなかったためと説明するとともに「大変申し訳なかった」と陳謝した。30日朝からは一部地域で断水は解消していて、きょう1日明け方までには全面復旧する見込み。


 今回の断水は地域住民からの電話連絡で市は把握。伊良部南地区に水を送っている第3(国仲)配水池(タンク)の水位が低下していることを上下水道部が確認した。当初は配水管からの漏水を疑い調べたが漏水がないことが分かり、使用量の増加でタンク内の水位が低下し水圧が下がったことによる断水であるとの結論に至った。

 ほかの配水池では袖山浄水場で水位を確認できる集中管理システムが導入されているが、国仲配水池にはそのシステムが設置されていない。

 同地区への配水は、容量1300㌧の牧山配水池から容量190㌧の浄水池を経由して容量250㌧の国仲配水池に送られ、国仲配水池の水圧で各家庭などへと送られている。今回、国仲配水池の水位低下による水圧の低下で断水が生じたことから、水圧の高い牧山配水池から直接、国仲配水池へ水を送ることで水量と水圧を確保。29日午後11時30分ごろから世帯数の少ない国仲地区の配水管への注水を開始し、30日午前5時ごろに断水が解消された。

 1日明け方までの断水全面解消を目指し、30日夕方からは配水量を注意しながら他地域への給水を開始した。

 断水への対応として、市と市から協力要請を受けた自衛隊とが29日から伊良部中学校南側広場と東地区構造改善センターで給水車による給水を実施した。

 市長室で開かれた会見で下地市長は今回の断水の原因を「同地区での水の使用量が増大したことに対し水の供給量が追い付かなかったことによることが判明した」と説明した。

 その主要因として「近年、ホテルなどの建築に伴う水使用量の急激な増加、観光客などの海水浴に使用するシャワーなどの利用の増、ゴールデンウイークに伴う島への帰省客の増」を挙げ、「水の使用量がこんなに急激に増えるとは思っていなかった」と使用量増加が想定を超えていたとの認識を表明。今後も使用量の増加が予測されることから、安定的に水を供給するため配水タンクの大型化などを含め供給システムそのものを見直す考えを示した。

 伊良部島南地区の住民に対しては「生活に大変な不便を与えたことに関して水道を預かるものとして大変申し訳なかったと思っている」と謝意を示した。

 市ではきょう1日、関係者を集めての対策会議を開き、今後の当面の対応策などを協議する。


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