05/25
2024
Sat
旧暦:4月17日 友引 戊 
教育・文化 社会・全般
2018年10月30日(火)9:00

ミャークヅツ始まる/クイチャーで豊年祈願

池間、佐良浜、西原祭り一色

 池間系の伝統行事「ミャークヅツ(宮古節)」が旧暦9月の甲午(きのえうま)の日に当たる29日、池間島、佐良浜、西原の3地域で始まった。旧年中の五穀豊穣(ほうじょう)・大漁に感謝し、向こう1年間の豊作・豊漁を祈願する豊年祭。初日の池間島と佐良浜では躍動的なクイチャーで大地を強く踏み、掛け声の「ヒヤサッサ、ヒヤサッサ」が響いた。池間島と西原では3日間、佐良浜では4日間繰り広げられる。

佐良浜地区


酒を酌み交わしながら踊るミーウヤら=29日、池間添

酒を酌み交わしながら踊るミーウヤら=29日、池間添

 佐良浜地区のミャークヅツは池間添、前里添で行われた。午後4時ごろから「ミーウヤ」と呼ばれる男性らがクイチャーを踊り、「ヒヤサッサ」と掛け声を集落内に響かせ、五穀豊穣と島の発展を祈願した。
 池間添では数え年47歳から、前里添では50歳からミャークヅツに参加。今年は池間添に14人、前里添に25人が新入生として加わった。
 池間添のミーウヤは、おそろいのピン

法被姿で力強くクイチャーを踊るミーウヤら=29日、前里添

法被姿で力強くクイチャーを踊るミーウヤら=29日、前里添

ク色のポロシャツ姿で、地面を力強く蹴り上げて豪快に乱舞した。上地勝彦さんは「久しぶりの同窓にも会え、楽しかった。伝統行事は大事にしていきたい」と笑顔で語った。
 前里添のミーウヤは、頭にタオルを巻き、黄色の法被をまとって掛け声とともに跳び上がり、手をたたいて堂々と踊った。神奈川県から参加した仲村渠英明さんは「小さい頃に見て雰囲気は分かっていた。1回きりなので参加して良かった」と話した。

池間島


ダイナミックにクイチャーを踊る参加者=29日、池間島の水浜広場

ダイナミックにクイチャーを踊る参加者=29日、池間島の水浜広場

 池間島では、水浜広場で二重の輪をつくって行われた。女性が内側で優雅に舞い、男性が外側でダイナミックに踊った。
 今年の数え55歳の新会員のミーウヤ(新親)は1964(昭和39)生まれの男性18人。
 新親の仲間正弘さんは「緊張して寝れなかった。私は前ぬ家ムトゥの新会員となった。29日午前5時から参加した」と語った。
 那覇から里帰りして参加した浜元保さんは「今年米寿を迎える。これからも健康長寿でミャークツヅに参加したい」と気持ちを新たにした。

平良西原


祭祀の始まりを神に報告しながら酒を酌み交わす男性ら=29日、平良西原・仲間御嶽

祭祀の始まりを神に報告しながら酒を酌み交わす男性ら=29日、平良西原・仲間御嶽

 平良西原では早朝から地域の男性らが仲間御嶽(ないかに)に集まり、祭祀の始まりを報告するとともに、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願した。
 男性らはスーツ姿で御嶽周辺で車座になり泡盛を酌み交わした。
 参加した高嶺貞久さん(56)は「池間民族はみんな兄弟」と赤ら顔で話した。
 30日は今年誕生した子供を神に報告する「マスムイ」や集落を練り歩くパレードほか、ジャー(座)ではクイチャーや奉納相撲が行われる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

2024年5月21日(火)9:00
9:00

「ゴツン」角突き合い 多良間ピンダアース大会

【多良間】第25回多良間島ピンダアース大会(主催・同実行委員会)が19日、村多目的広場で行われた。3階級に計29頭が出場し、角と角を激しくぶつけ合うなどして熱戦を繰り広げた。重量級は伊良部島から参加した「ジャックダニエル・イー号」が初優勝を飾った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!