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イベント
2018年11月11日(日)8:59

伝統と創作が共演/クイチャーフェス

8団体 趣向凝らし
宮沢さんら歌で盛り上げ


宮国のクイチャーを披露する宮国民俗芸能保存会=10日、JTAドーム宮古島

宮国のクイチャーを披露する宮国民俗芸能保存会=10日、JTAドーム宮古島

 第17回クイチャーフェスティバル(主催・同実行委員会)が10日、JTAドーム宮古島で開かれた。今回は伝統と創作クイチャー、その他芸能に計8団体が出場。力強く、または創意工夫に富んださまざまな踊りで観客を沸かせた。元ザ・ブームの宮沢和史さんらがゲスト出演し、その歌声で会場を大いに盛り上げた。
 


大勢の来場者に対し主催者を代表して同フェスティバル大会長の下地敏彦市長が「今回のフェスティバルには多くの人たちが出演する。趣向を凝らした取り組みになっていて、これまで以上に盛り上がるものと期待している」とあいさつし、宮古島の伝統芸能を楽しむよう呼び掛けた。

 今回、伝統クイチャーでは宮国民俗芸能保存会、比嘉民俗芸能保存会が出場。代々引き継いできた地域の踊りを堂々と披露した。

 創作クイチャーには宮古高校軽音楽部、宮古総合実業高校美ぎ島クイチャー部、平良中ダンス部、新羅withぶどぅれサンガ、んきゃーんじゅくが出演。初出場となる宮古総合実業高校美ぎ島クイチャー部は、この日のために練習を重ねてきたオリジナル作品を元気に踊った。

 その他伝統芸能としては、夢ステージが歌三線で宮古民謡を演奏した。

 ゲストの宮沢さんや下地暁さん、創作芸団レキオス、城間健市さん、大城クラウディアさんの5組も出演。歌や演舞を披露して観客を魅了した。
 フィナーレではゲストを含めた出演者が全員登場して、みんなでクイチャーを踊って締めくくった。

 会場を天候に左右されることなく開催できるJTAドームに変更し、入場有料化としたのは昨年からで、今年は新たに観客スペースに桟敷席が設けられた。


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