04/30
2024
Tue
旧暦:3月21日 大安 癸 
教育・文化
2019年12月12日(木)8:59

宮総実生ベスト100受賞

島の特産品で商品開発
高校生ビジネスプランGP


ビジネスプランベスト100に選ばれ喜ぶ生徒たちと顧問の安座間教諭(後列左)=11日、宮古総合実業高校

ビジネスプランベスト100に選ばれ喜ぶ生徒たちと顧問の安座間教諭(後列左)=11日、宮古総合実業高校

 宮古総合実業高校(平良淳校長)の生物生産科植物生産類型の生徒たちが「第7回想像力、無限大∞高校生ビジネスプラン・グランプリ」(主催・日本政策金融公庫)のベスト100に選ばれ、その表彰状授与式が日、同校で行われた。同グランプリを後援している沖縄振興開発金融公庫の桑江賢宮古支店長が生徒代表の砂川誉寿君(2年)に表彰状を手渡した。


 「熱中症対策ゼミ」というグループとしてメインメンバー6人、サポートメンバー5人の計11人(全員2年生)で宮古島の特産品を活用した熱中症対策のための乳性飲料を開発し、ターゲット顧客や具体的な提供方法などをまとめている。全国409校から3808件の応募があり、その中でベスト100に選ばれた。

 宮古島にはミネラルが豊富に含まれている雪塩や甘くておいしい黒糖、果樹のマンゴーなどがあり、それら宮古島の食材を活用し商品開発をすることで熱中症対策に役立てたいと考えて、商品開発に着手し、データを交えたプランを作成した。

 桑江支店長は「全国3800件の中からのベスト100なので非常に優秀な成績。今回の経験を卒業後も生かして、宮古島の人材として頑張ってほしい」と激励。砂川君は「始めた時には選ばれると思っていなかったのでうれしい。7月からプランの作成に取り組み、夏休みも学校で研究した。商品はまだ完成していないのでみんながおいしく飲めて熱中症を予防できるより良い乳性飲料を作りたい」と話した。

 このほか、平良校長、顧問の安座間康教諭も生徒たちの頑張りをたたえた。
 受賞した生徒たちは次の通り。(敬称略)

 メインメンバー=砂川誉寿、下地愛梨、平良風花、川満アイラメイ、具志堅開一、仲村理史▽サポートメンバー=大浦璃玖、桜井佑真、下地遥也、羽地耕平、與那覇太斗


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!