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政治・行政
2021年11月23日(火)9:00

議長に上地廣敏氏選出/市議会

与党と一部野党推す/副議長は長崎富夫氏

 

新議員にとって初となる市議会臨時会が開かれた=22日、市議会議場

新議員にとって初となる市議会臨時会が開かれた=22日、市議会議場

10月24日の第5回市議会議員選挙で当選した新議員にとって初となる市議会臨時会が22日に開かれ、新しい議長に野党自民会派の上地廣敏氏(68)を選出した。与党の大半と一部野党・中立が支持した。副議長には長崎富夫氏(71)が選出された。当局が提案した一般会計補正予算や人事案はすべて全会一致で可決された。議員提案で海底火山噴火により噴出した漂流漂着軽石に関する意見書を可決した。(9面に関連)

新議員の議会構成は与党10、野党12、中立2。議長選挙で上地氏は与党の9人、野党の自民会派4人、中立1人の支持を集め、14票を獲得した。下地信広氏が8票、下地信男氏が1票、無効票1だった。副議長選挙では長崎氏が12票、前里光健氏が10票、無効票2だった。

上地氏は「議会規則基本条例を基に議会運営を進めていきたい。不偏不党、公正公平な議会運営に努めたい」と述べた。

正副議長選出は野党の自民会派と、最大会派「保守宮古未来会」および公明との溝の深さを改めて印象づけた。

臨時議会では仮議長のもとで選挙を行い、議長を選出した。副議長の選任後、議長が各委員会委員を指名。各委員会では委員長を互選した。予算決算委員会委員は全議員で構成し、委員長は慣例で総務財政委員長が兼ねる。常任委員長は3人とも与党から選出された。

当局から提案された補正予算は一般会計の1207万円、水道事業会計の376万円。監査委員、教育委員の選任同意案、専決処分の報告。

一般会計補正はキャンプ誘致促進事業で831万円を計上。キャンプシーズンを前に市民球場に隣接する屋内運動場の屋根を修理する。

監査委員は渡真利健次氏、我如古三雄氏、教育委員は前泊直子氏を提案した。

当局から提案された議案はすべて可決された。

各委員会の委員構成は次の通り。(敬称略、◎は委員長、〇は副委員長)

【議会運営委員会】西里芳明、〇狩俣勝成、◎山里雅彦、平良和彦、前里光健、下地茜、長崎富夫、狩俣政作、粟国恒広、我如古三雄
【総務財政委員会】仲間誉人、砂川和也、〇前里光健、下地信男、山下誠、◎下地茜、富浜靖雄、粟国恒広
【文教社会委員会】下地信広、池城健、久貝美奈子、〇狩俣政作、我如古三雄、平良和彦、◎上里樹、上地堅司
【経済工務委員会】◎西里芳明、友利光徳、狩俣勝成、山里雅彦、新里匠、上地廣敏、〇平良敏夫、長崎富夫


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