12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2022年1月24日(月)8:55

沖縄県、きょう「まん延防止」延長など議論 対策本部会議開催へ

【那覇支社】県は23日、宮古島市で16人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県関係全体では、前週の同じ曜日から270人減少となる956人の新規陽性が判明した。県は24日、対策本部会議を開き、月末までが期限となっている「まん延防止等重点措置」の延長を国に申請するかなどについて議論する。

 

沖縄県庁

県は、新型コロナの警戒レベルを「感染流行期」(レベル2)から「感染まん延期」(レベル3A)に引き上げている。玉城デニー知事は20日の会見で、感染や医療の状況が改善しなければ同措置の延長を延長せざるを得ないとの認識を示していた。

 

その後、21日に開かれた経済界から意見を聞く「経済対策関係団体会議」では、同措置の延長について慎重に判断するよう求める声も挙がった。一方、週末にかけて県が取りまとめている医療界からの意見では、現場の医師から「医療現場が逼迫(ひっぱく)しており、まん延防止等重点措置が終了すると新たな感染拡大があり、医療に跳ね返ってくる」という意見も出ているという。

また、県によると高齢者施設や障がい者施設では同日、90施設で職員や入居者の感染が判明。現状で、入院できずに施設内で療養している患者は計242人という。オンラインで会見した糸数公医療技監は「陽性者がいる施設が増えている。そういう中で介護する職員が感染したり濃厚接触になったりすると、介護自体が行われなくなる」と述べた。

 

国は、介護現場などで職員が濃厚接触者となった場合について、接触後1日目から抗原検査等で陰性を確認しながら作業することを可能とする特例を、県に発出したという。糸数医療技監は「医療従事者と同じように配慮してほしいと働きかけ、認められた。ただ、感染者の増加傾向があるので、高齢者に感染させないような対策は、今後も必要だ」と語った。

 

 


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!