12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2022年4月10日(日)8:59

「宮古の海は宝物」/さかなクン

子供たちに魚の魅力解説

 

魚のイラストを描き、その特徴などを説明するさかなクン=9日、新城海岸

魚のイラストを描き、その特徴などを説明するさかなクン=9日、新城海岸

「ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が9日、新城海岸で行われた。タレントで東京海洋大学名誉博士・客員教授の「さかなクン」がスペシャルゲストとして出演し、宮古の海に生息する魚の特徴などをイラストと共に解説。宮古島の海の美しさを「宝物」と評し、海が美しいのは、自然が大切にされているからだと訴えた。

海洋ごみ問題について関心を高めてもらうことなどを目的に開催された今回のイベントでは、「海辺のミライ教室」とビーチクリーンが行われた。

さかなクンは「海辺のミライ教室」で「お魚お絵描きクイズ」と題し、数種類の魚についてイラストを描いた上で、その魚にまつわる3択クイズを出題。解答と共に、その魚についてのさまざまな情報を紹介した。

その中で、サンゴをかじって食べるイラブチャーは、付着した栄養分のみを吸収し、サンゴの骨に当たる部分は白い砂として体外に排出することで海底をきれいにしてくれていること、ミーバイは幼い時はすべてが雌だが、途中で最も大きい魚が雄に変わることなどを説明した。

宮古の海については「宮古の海がとってもきれいなのは、皆さん一人一人が宮古の自然を大切にされているから。それが一番。さかなクンも宮古の海に初めて来た時、何てきれいな海なんだ、こんなにきれいな海が日本にあるんだ、宝物だ、と思って本当に感激した」と語った。

会場には、さかなクンを一目見ようと大勢の家族連れらが来場。3択クイズが出題されると、解答したい子どもたちが一斉に手を挙げていた。クイズ正解者には、さかなクンが描いたイラストがプレゼントされた。

「海辺のミライ教室」終了後にビーチクリーンが行われ、来場者とさかなクンら関係者がビーチに漂着したさまざまなごみを拾い集めた。

3択クイズで正解し、イラストをプレゼントされた屋所諒君(平良第一小2年)は「さかなクンが好きで、テレビで見たことはあるけど実際に見たのは初めて。本物はすごいなと思った。もらったイラストは家に飾りたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!