父と子、サッカー大好き／高江洲さん親子

サッカーを通して絆を深めている高江洲さん親子

父の日のきょう19日は、サッカーの試合だ。久松ＦＣのフォワード・高江洲颯佑（そうすけ）君（久松小６年）は、お父さん・慎也さん（39）の前でゴールを決めたいと思っている。「それってプレゼントになるよね」

実は、父の日のプレゼントは２日前にも手渡した。中２の姉と一緒に選んだかりゆしウエア。「いつも着ているハワイっぽい柄にした」

お父さんが大好きな颯佑君。普段はサッカーの練習を真剣になって教えてくれるのに、家ではおやじギャグの連発。そのギャップがたまらないらしい。「でも僕は面白いけど、お母さんや姉さんは笑ってくれない」。どうやらお父さんのギャグは、女子には受けないようだ。

お父さんは社会人チーム「久松バンチキローズ」の選手をしながら、３チームの指導者でもある。

仕事はオキジムの営業マン。「サッカーも仕事もそうだが、目指すべきものがないとぶれる。子供たちにはサッカーを通してコミュニケーション能力や判断力、聞く、伝える、それに感謝することを学んでほしい。私もそうだが、それは仕事にも生かされる」

「良いお父さんだね」と聞くと、「うん」と日焼け顔で大きくうなずいた。