12/08
2025
Mon
旧暦:10月18日 先負 庚 大雪
社会・全般
2022年8月17日(水)8:59

7月末の普及率33・4%/マイナカード

県、全国平均を下回る/4月比では2・3ポイント向上/宮古島市

 

マイナンバーカードを交付する窓口=15日、市役所

マイナンバーカードを交付する窓口=15日、市役所

宮古島市におけるマイナンバーカードの交付が、7月末時点で1万8554枚となった。人口に対する交付枚数率は33・4%。今年4月からは2・3ポイント向上したが、全国および県平均を下回っている状況が続いている。担当する市民課は「市独自でも努力をしながら県や国のサポートを受けて、交付率を上げていきたい」としている。

同カードは、政府のデジタル推進の中核となっているが、全国的に伸び悩んでいる状況だ。7月末時点で全国は45・9%、沖縄県は36・9%となっている。

政府は昨年に続き、普及率の向上を図ろうと「マイナポイント」事業の第2弾を6月末から開始した。同カードの新規取得や健康保険証としての利用申し込みなどを行えば、最大で2万円相当のポイントを受け取ることが可能だ。

市民課によると、7月の申請件数は5月の倍近くあった。8月はやや件数は減ったが、それでも1・5倍はあり、「マイナポイントの効果はある程度あった」とみている。

7月からは各携帯電話ショップで申請サポート事業が始まっており、最短10分で完了するなど申請しやすくなっている。

宮古島市では申請後に、カードを受け取らない市民が約1000人いることも課題の一つ。夜間や休日交付を実施して、平日に来庁できない市民が受け取れるよう対応しているが、伸び悩んでいる。

マイナンバーカードとは個人番号が記載された顔写真付きのカードで、本人確認の身分証明書として利用することができる。

各種行政手続きのオンライン申請をはじめ、コンビニエンスストアなどで住民票などを取得することも可能となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!