12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
農林・水産業
2022年8月23日(火)9:00

葉タバコ 総販売額7億9600万円

前年比13億5600万円の大幅減/22年産の買い入れ終了

 

2022年産の買い入れが終了した=22日、日本たばこ産業宮古葉たばこ取扱所(写真提供・JT沖縄地方原料本部)

2022年産の買い入れが終了した=22日、日本たばこ産業宮古葉たばこ取扱所(写真提供・JT沖縄地方原料本部)

宮古地区(宮古島市、多良間村)の2022年産葉タバコの買い入れ作業が22日、終了した。総重量は前期作と比べ615㌧減の393㌧、総販売額は同比13億5600万円減の7億9600万円(金額はいずれも税込み)だった。反収(10㌃当たりの収量)は137㌔、平均キロ単価は市は2031円、村は1977円だった。22年産は前年の半分以下の収量となる厳しい状況となった。要因として5月の長雨の影響などとみられる。

今期は73戸(市66戸、多良間村7戸)の生産農家が計289㌶で栽培した。地区別の総重量を見ると、市が前期比584㌧減の370㌧、村は同31㌧減の23㌧だった。反収は市が97㌔減の137㌔。村は112㌔減の137㌔だった。

平均キロ単価は市が107円安の2031円、村は134円の下げで1977円となり、共に値段を下げる厳しい状況となった。10㌃当たりの販売額は市が27万7972円、村が27万1273円。

今期は定植する時期から晴れ間が少なく、特に2月は長雨に悩まされた。日照不足で光合成が不足し、成長が鈍った。例年、18枚ほどの葉が収穫できるが、今期は10~12枚程度と半減したことで収量が大幅に減少したとみられる。

また、栽培農家も前期から36人減って66人となり、栽培面積も100㌶以上減少。生産規模は前期の3分の2まで縮小している。

今期の買い入れは7月20日から始まり、前期同様、新型コロナウイルス感染防止で入場を制限。作業を最小限の人数で行った。日本たばこ産業(JT)宮古葉たばこ取扱所では石垣市産も取り扱っている。同市産は総重量61㌧、総販売額は1億1500万円だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!