04/27
2024
Sat
旧暦:3月19日 先負 辛 
農林・水産業
2022年8月23日(火)9:00

葉タバコ 総販売額7億9600万円

前年比13億5600万円の大幅減/22年産の買い入れ終了

 

2022年産の買い入れが終了した=22日、日本たばこ産業宮古葉たばこ取扱所(写真提供・JT沖縄地方原料本部)

2022年産の買い入れが終了した=22日、日本たばこ産業宮古葉たばこ取扱所(写真提供・JT沖縄地方原料本部)

宮古地区(宮古島市、多良間村)の2022年産葉タバコの買い入れ作業が22日、終了した。総重量は前期作と比べ615㌧減の393㌧、総販売額は同比13億5600万円減の7億9600万円(金額はいずれも税込み)だった。反収(10㌃当たりの収量)は137㌔、平均キロ単価は市は2031円、村は1977円だった。22年産は前年の半分以下の収量となる厳しい状況となった。要因として5月の長雨の影響などとみられる。

今期は73戸(市66戸、多良間村7戸)の生産農家が計289㌶で栽培した。地区別の総重量を見ると、市が前期比584㌧減の370㌧、村は同31㌧減の23㌧だった。反収は市が97㌔減の137㌔。村は112㌔減の137㌔だった。

平均キロ単価は市が107円安の2031円、村は134円の下げで1977円となり、共に値段を下げる厳しい状況となった。10㌃当たりの販売額は市が27万7972円、村が27万1273円。

今期は定植する時期から晴れ間が少なく、特に2月は長雨に悩まされた。日照不足で光合成が不足し、成長が鈍った。例年、18枚ほどの葉が収穫できるが、今期は10~12枚程度と半減したことで収量が大幅に減少したとみられる。

また、栽培農家も前期から36人減って66人となり、栽培面積も100㌶以上減少。生産規模は前期の3分の2まで縮小している。

今期の買い入れは7月20日から始まり、前期同様、新型コロナウイルス感染防止で入場を制限。作業を最小限の人数で行った。日本たばこ産業(JT)宮古葉たばこ取扱所では石垣市産も取り扱っている。同市産は総重量61㌧、総販売額は1億1500万円だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!