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政治・行政
2022年10月7日(金)8:59

来春から水上バイク規制―前浜と渡口の浜/事故防止重点区域を指定

市、条例制定向け協議/海岸利用促進協

 

水上バイクの規制に向けて条例案を協議した=6日、市役所

水上バイクの規制に向けて条例案を協議した=6日、市役所

市は来春から遊泳者や漁業者の安全確保を目的に、下地与那覇の前浜ビーチと伊良部島の渡口の浜で水上バイクの進入を規制する。市は「水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例」の制定を目指しており、早ければ市議会12月定例会に条例案を提案し、可決されれば来年4月から施行したい考えだ。6日に開かれた市海岸利用促進連絡協議会で市の担当課が説明した。

市が示した条例案によると、事故を防止し海域利用者の安全確保を目的としており、多様化する海洋レジャーに対応する。対象は水上バイク、モーターボート、ヨット、セールボード、サーフボード、カイトボードなどと、エンジン付きだけでなく、エンジンがなくても衝突等で遊泳者や漁業者に危害を及ぼす恐れのあるものとした。

条例によって、事故防止重点区域を指定。水上バイクなどの乗り入れを規制する。市が前浜で想定しているのは、東急ホテル前から来間大橋付近までの約2・2キロの海域で、砂浜から70~100メートルの区域。ブイを設置して線引きする。前浜港の前方は発着区域として除いている。渡口の浜は、浜全体の約400メートルで発着区域も設けず、将来的には全面規制に持っていきたい考え。モズクなどの養殖漁場についても区域指定する予定。

罰則規定を設けており、区域内に乗り入れた違反者に対し6カ月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金。また市長が違反者に是正するよう勧告し、それに応じることなく、さらに指示にも従わなかった場合には20万円の罰金。罰則規定については検察庁と協議中だという。


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